ジャック・ラカン
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十年前書いたこの文の一部はやや妥当性を欠いてきています。相変わらず過重労働は各企業の産業保険スタッフにとって重要課題ではありますが、失業、実質的なベース・ダウン、仕事(多くの方が自分のやっている仕事、自分に与えられている仕事が生産性に乏しいと訴えるようになってきています)に対する達成感のなさが深刻な問題として浮かび上がってきています。一方で少子化に対しては国もいろいろ施策を講じていますが、若い男女のあいだでの恋愛、性関係、結婚に対する意識の希薄さがphylogeneticな再生産=生殖をさらに低下させています。
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